斜陽を浴びてじきに眠りにつこうとする 生き物たち あらゆる生き物を 等しく太陽は照らしている 世界は橙色に染まっていくけれど 太陽光がその色をしているのではなく 地球の大気の層があるから そう見えるだけ
その光景を美しいと思うのなら それは自然の神秘 全てに平等な神様がいるとしたら 太陽という恒星だろう
最後の自然光が消えて 夜が始まる 明日の始まりの前触れ 明日に備えて人類が休む頃 楽し気な笑い声が響き スパイシーなカレーの匂いがした